木島平スキー場の山頂パイオニアコースへ行ってみた
木島平スキー場の名物コースの一つに「山頂パイオニアコース」があります。
スキー場の下部からもよく見えるコースですが、最大斜度46度、平均斜度35度の、まさしく「壁」というにふさわしい難コースです。
高社山の山頂へ上がるペアリフトに乗り、そのまま北斜面をまっすぐ降りる形になります。
北側の斜面なので、常にパウダーなのですが、平日はオープンしていません。
休日でもコンディションが悪かったり、風が強かったり、雪崩の危険性が高いときは滑ることができません。
昨シーズンは経費節減のため、リフトを動かさなかったので、一度も滑れる日はありませんでした。
しかし今シーズンになって、この山頂パイオニアコースが復活。
私もここを滑るのは、かなり久しぶりです。
私が行った日は、平日に新雪が降り積もり、しかも快晴で風がなく、絶好のコンディションでした。
こんなときは、コースオープンを待ちわびたパウダーフリークの人たちが、山頂行きペアリフトの前で行列を作って待っているのですが、この日は以外にも行列は少なく、前には数人しかいませんでした。
ということで、私もリフトにRide On !
この第3ペアリフトは、夏でも観光用のリフトとして動いています。
速度が遅いので、寒い日はこたえますが、この日はいい天気で景色もよく、気がついたら山頂に着いていた感じ。
山頂からは、まずコースの正面に回り込みます。山頂の雪は風で飛ばされていることが多いですね。
そして正面に回り込むと、木島平や飯山の素晴らしい景色を眼下に見ることができます。
いや〜きれいだわ。
さぁ、ここからダウンヒルが始まりますが、下が見えず、ほぼ「崖」です。
でも雪面はふかふかのパウダー。
思い切って飛び込むしかありません。
新雪の深さは膝ぐらいでしたが、とっても気持ちよく、思い切って落ちることができました。
ただ、基礎板(オガサカユニティ)165cmで行ったので、板が潜る潜る。
トップを浮かせるのに一苦労でした。
途中の狭い部分だけ横滑りで降りましたが、あとは大回りで。
最後までフカフカの感触を楽しむことができました。
でも2回行こうとは思わず、一回だけで終わりにしました。
また次回、滑れる日があるときにはチャレンジしたいなと思います。
ああ、ファットスキーが欲しくなったわ。
これ↓いいなと思っています。来シーズン買おうかなぁ・・・
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その練習って何の目的でやってるのかな?
昨日のブログで、Nさんと一緒に滑ったエピソードを書きましたが、そのエピソードpart2をちょっと書いてみようかなと思います。
Nさんの滑りには、2つのクセがあったのですが、
一つは右ターン(左足が外足)のときにターンを焦るあまり、体が回ってしまう、いわゆる「ローテーション」というクセ。
2つ目は、その右ターンのときに体が内側に倒れてしまう、いわゆる「内倒」というクセでした。
ローテーションは、オレンジターンをやることによって、徐々に治っていきましたが、内倒がなかなか治りませんでした。
最初は「水面ターン」をやってみました。
これは、スキー場全体に水を張った池をイメージして、その上を滑るというのをやってみたんですが、これは効果がなかったです。
それじゃ・・・
ということで、フォーム的に矯正をかけてみました。
私もゲレンデでよくやる練習なのですが、ストックを2本揃えて目線の前に平行に持ち、ターンの後半、斜面の角度に合わせるという練習です。
↓これですね(動画のモデルは私です)
これをやることによって、外側の腰に「タメ」ができて、外足への荷重ができ、くの字姿勢が現れてきます。
この練習をやってみたら、内倒が矯正されてきたんです。
もちろん最初からうまくは行きませんでしたが、徐々に治っていきました。
で、このときNさんがこう言ったんです。
「この練習って、そういう意味だったんですね」
ん?
それってどういうこと?
「以前に、あるスクールのレッスンに入ったときに、このストックを目の前に持って滑るというのをやらされたんですけど、これはそういう練習だったんですね」
とのこと。
「え?目的をわからずにやってたんですか?」
と聞き返すと
「はい、インストラクターさんがそうやって滑ってくださいって言っただけでした」
「そうですか・・・」
スキーにはいろいろなバリエーショントレーニングがあり、スクールのレッスンでもバリエーショントレーニングが取り入れられています。
でも、そのトレーニングが何を意味しているのか?
それをやることによって、どんな効果があるのかを生徒さんに理解してもらえないといけないんじゃないかと思います。
Nさんにはその意味がわかっていただけたようなので、ホッとしています。
あとは自己練習がんばってほしいな。
イメージはこんなにも滑りを変えてしまうものか
2月2日〜4日は毎年恒例の北信州へスキーに行ってきました。
そのレポはまた明日にでも書くとして。
今日はその最終日で、木島平スキー場で滑ったのですが、何本か滑ったところで、同宿で泊まり合わせたNさんを発見したので、その後はNさんとご一緒させてもらいました。
いつものように、ゆったりまったり滑っていたんですが、そんな私の滑りを見て、Nさんが
「いつも私みんなにおいて行かれるんですけど、私に合わせてゆっくり滑ってくださってるんですね」
と言ったんですね。
でも私はまったくそんなつもりはなくて、
「いいえ、いつもあんなスピードでゆっくり滑ってるんですよ」
と答えました。
それが彼女にとっては不思議だったようで、どういう運動をしているのか気になったようでした。
その一方で、一緒に滑っていると、私はNさんの滑りのクセを見つけてしまって、それが気になってしまい、スキー教師をやってた頃の血が騒いでしまいまして(笑)、思わずアドバイスしてしまいました。
せっかく良い板を履いてるのに、板に仕事をさせてないなぁ・・・
もったいないなぁ・・・
なんて思いながら。
そこで、雪面に足裏の形の絵を書いて、
「足裏の土踏まずのところにオレンジを置いてですね、そして外足でそのオレンジを潰しながら滑ってみてください」
いわゆるFeeling Skiのオレンジターンです。
木島平スキー場は、幸いにも広〜い緩斜面が多いスキー場なので、このオレンジターンの練習をするにはもってこいのスキー場なのです。
最初はプルークボーゲンから始めて、ゆったりしたパラレルターン大回りまで何度か練習してみました。
そしたら、
ええ!?
どういうわけ!?
こんなにも滑りが変わるんかいな!
というぐらいに滑りが変わっちゃったんです。
ビデオでも撮っときゃよかったかな。
「こんなに楽に滑れるなんて体験したことないです」
と、本人もびっくりしてました。
イメージの力ってすごいですね。
教えた私もびっくりでした。
「教えてくださってありがとうございました。レッスン料をお支払いしますよ」
と言われたのですが、最初からレッスンをする予定ではなかったですし、明確な料金の提示もしていないので、お昼ごはんをごちそうしてもらうということで落ち着きました。
パーニスさんのフレンチトーストとかぼちゃのスープ、とっても美味しかったです。
ありがとうNさん、また木島平で一緒に滑りましょうね。
甲子園の思い出
私のブログはスキーの話がメインなんだけど、高校野球のシーズンなので、そのことについてちょっと書いてみたいと思います。
先に言っておくと、私は野球部の経験はありません。
少年時代に友達と空き地で三角ベース野球(←知ってますか?)を楽しんだぐらいです。
野球選手の気持ちはわかりませんが、私の高校時代の思い出を書きます。
昭和のころと違って、今はどこの都道府県も強豪私学が全国大会いわゆる甲子園の常連校になってますね。
昭和の時代は県立高校が甲子園で優勝するなんて、ザラにありましたよね。
私は田舎の県立高校の生徒だったし、野球部でもなかったので、甲子園は無縁だと思っていました。
ところが私が高校2年生の時(昭和58年の話です)、自校の野球部が快進撃をはかり、とうとう夏の県大会の決勝まで勝ち進んでしまいました。
しかし相手は甲子園でも名の通った有名校(松井秀喜君の母校です)だったので、私はおそらく勝ち目はないと思ってました。
でももちろん野球部員は勝つと信じて試合に臨んだと思います。
結果は…なんと逆転勝ちで甲子園出場を決めてしまったのです。
創部わずか5年で甲子園初出場。
そりゃあもう町じゅうが大騒ぎ。新聞で号外も出たし。
学校もパニック。
うちの学校には応援団なんてなかったもんだから、声のでかいやつを集めてきて、即席で応援団作って、夏休み返上で応援練習。
ブラスバンド部はあったけど、ふだん野球部の応援に出てくることもなかったので、試合当日までの練習大変だったろうなと思います。
選手たちの遠征費、応援のためのバス代など、寄付金の要請もありました。
私は陸上部だったので「野球部ばかりいいな~」なんて思ってましたが、甲子園で自校の応援できることなんて人生でおそらくないと思っていたので、彼らには感謝してます。ハイ
甲子園では残念ながら一回戦で敗退。
相手が強すぎて、コテンパンにやられました。
その相手も公立高校でしたが、4強まで行きましたね。
甲子園のアルプススタンドはとても暑かったけど、よき思い出です。
あれから来年で40年。
2度目の甲子園出場は果たせるのでしょうか。
もし果たすことができたら、喜んで母校の応援に行きますよ。
39年前の試合の映像がYou Tubeで見られるんですね。
当時の選手は感激ですね。
2022シーズンの滑りで改善されたこと
自転車の話からまたスキーの話に戻ります。
今日は少し時間があったので、4月2日の八方尾根でのレッスンビデオを見返してました。
で、過去に受けたレッスンのビデオもPCの中に残っていたので、比較してみました。
今シーズン改善されたこと
その1「切り替えで胸が起きなくなった」
下の2枚の写真はシュテムターンの切り替えの場面。
いずれも山足を開きだして、斜面にスキーが着いた瞬間。
ビデオの切り抜きなので、ブレがありますがお許しを。
左側は2020年のもの。右側は2022年のもの。
明らかに胸の角度が違いますわ(笑)
その2「右ターンでの外腰のタメ」
スキーを始めたときからずーっと左足に乗れなくて、ついつい内倒してしまうクセが続いていて、改善するのにひたすら練習をつんで来ましたが、ようやく結果が見て現れるようになった感じ。
左側の写真が2020年の右ターン、右側の写真が2022年の右ターン。
いわゆる「くの字」姿勢が出るようになって、左足のスキーがたわむようになってきました。
ちなみに2020年より前の映像も探せばあると思いますが、ほとんどストレート内倒だと思われます。ひどいもんです(笑)
次回は小回りの映像も解析してみます。
ではでは~
ビンディングのお話
ビンディングというと、スキーヤーの私は、真っ先にスキーとブーツをつなぐ金具を思い出します。
当然といえば当然。
ただ、今日はスキーではなく、自転車のビンディングのお話。
自転車に詳しい人なら、たいていは知っていると思われる、ペダルとシューズをつなぐビンディングペダル。
19歳のときに初めて自分のツーリング用の自転車を買い、今回で3台目の自転車なのですが、今まで一度もビンディングペダルを付けたことがなかったのです。
で、今月初めてビンディングペダルなるものを買ってみました。お値段¥7,066(税込み)
シマノのPD-T421というモデル。おそらく初級者向けであると思います。
箱を開けると、ペダルとクリートと呼ばれる金具が入っています。
このペダル、裏側は通常のフラットペダルになっていて、普通のスニーカーでも漕げるようになっています。
ビンディングペダルがあってもビンディング専用のシューズが無いと意味がない・・・ってことで、このペダルが届く一週間前にシューズだけ買っておいたんです。
近くのスポーツデポに行ったら、たまたま3割引のセール品で、シマノのビンディングシューズを売ってまして、即行で買いました。お値段¥9,240(税込み)
一見すると普通のスニーカーに見えますが、ひっくり返すと
ソールに蓋がついておりまして、これをはずすと
クリートを取り付けるネジ穴があります。
クリートを取り付けるとこのようになります。
私の自転車のペダルはといいますと、昔ながらのトゥークリップ&トゥーストラップという、昭和の時代のままであります。もちろん、このスタイルで乗っておられる方、まだたくさんいますけどね。
話はそれますが、このトゥークリップ&トゥーストラップ、近所の自転車店、スポーツショップ、どこを探しても売っておらず、結局ネット注文で手に入れることができました。
もうこういうのって、古いんですかね。。。
そして、ペダルを交換
さっそく試しに走ってみたくなりまして、自転車を車に積んで、河口湖と西湖へ行ってきました。
まだビンディングの開放値を弱めにしてあるので、外しやすいけど、しっかり引き上げ脚の力も使えるのでいい感じでした。
河口湖〜西湖への急坂も難なくこなせて、これは満足です。
なんでもっと早く替えなかったんだろ・・・って感じですかね。
買ってよかったです。
そうだ!興居島に行こう!
しまなみ海道サイクリングの旅で、今回の旅の目標はクリアしたんですが、松山から帰りの飛行機の時間まで、半日の余裕があるので、どこかもう一つ行っておきたい。
ゆっくり松山市内を観光・・・松山城、道後温泉、大街道や一番町などの商店街でショッピングなどいろいろ考えたけど、どれもすでに4年前に行ったことがある場所なので、どこかいいところないかなぁと地図を見ていたら、ん?この島はなんて読むんだ?
と、目に止まったのが興居島。
読めないので、文字をそのままコピーしてGoogleに貼り付けたら「ごごしま」と読むらしい。
天気も回復してそうだし、島内で自転車も借りられるとのことで、残りの半日は興居島で決定。
ホテルを7時過ぎにはチェックアウトし、大手町から伊予鉄道の高浜線に乗る。
終点の高浜駅で下車。
駅前の交差点を渡ると、そこがフェリー乗り場でした。
フェリーでおよそ15分。興居島の由良港に到着です。
ここで自転車を借ります。ジャイアントのいいクロスバイクを貸してくれました。
聞いた話では、私がこの自転車を借りた第一号なんだとか。
写真中央の黄色いバイクがそうです。
レンタル料は1000円でした。タイヤの空気があまり入ってなかったので、自分で補充。
8時30分、サイクリング開始。
どこを走っても景色が素晴らしかったです。距離も20kmちょっとなのです。
ただ、、、島の左半分は坂がきつい。特に島の北側の道路はアップダウンの繰り返しで、さすがに自転車を降りて歩きました。
電動アシスト自転車を借りたほうが良さそうです。
2日連続でサイクリングをしたために、太ももパンパンになりましたが、よき思い出となりました。
次はまた別の島を走ってみるつもりです。