イメージはこんなにも滑りを変えてしまうものか
2月2日〜4日は毎年恒例の北信州へスキーに行ってきました。
そのレポはまた明日にでも書くとして。
今日はその最終日で、木島平スキー場で滑ったのですが、何本か滑ったところで、同宿で泊まり合わせたNさんを発見したので、その後はNさんとご一緒させてもらいました。
いつものように、ゆったりまったり滑っていたんですが、そんな私の滑りを見て、Nさんが
「いつも私みんなにおいて行かれるんですけど、私に合わせてゆっくり滑ってくださってるんですね」
と言ったんですね。
でも私はまったくそんなつもりはなくて、
「いいえ、いつもあんなスピードでゆっくり滑ってるんですよ」
と答えました。
それが彼女にとっては不思議だったようで、どういう運動をしているのか気になったようでした。
その一方で、一緒に滑っていると、私はNさんの滑りのクセを見つけてしまって、それが気になってしまい、スキー教師をやってた頃の血が騒いでしまいまして(笑)、思わずアドバイスしてしまいました。
せっかく良い板を履いてるのに、板に仕事をさせてないなぁ・・・
もったいないなぁ・・・
なんて思いながら。
そこで、雪面に足裏の形の絵を書いて、
「足裏の土踏まずのところにオレンジを置いてですね、そして外足でそのオレンジを潰しながら滑ってみてください」
いわゆるFeeling Skiのオレンジターンです。
木島平スキー場は、幸いにも広〜い緩斜面が多いスキー場なので、このオレンジターンの練習をするにはもってこいのスキー場なのです。
最初はプルークボーゲンから始めて、ゆったりしたパラレルターン大回りまで何度か練習してみました。
そしたら、
ええ!?
どういうわけ!?
こんなにも滑りが変わるんかいな!
というぐらいに滑りが変わっちゃったんです。
ビデオでも撮っときゃよかったかな。
「こんなに楽に滑れるなんて体験したことないです」
と、本人もびっくりしてました。
イメージの力ってすごいですね。
教えた私もびっくりでした。
「教えてくださってありがとうございました。レッスン料をお支払いしますよ」
と言われたのですが、最初からレッスンをする予定ではなかったですし、明確な料金の提示もしていないので、お昼ごはんをごちそうしてもらうということで落ち着きました。
パーニスさんのフレンチトーストとかぼちゃのスープ、とっても美味しかったです。
ありがとうNさん、また木島平で一緒に滑りましょうね。