SHIGEのスポーツ日和

スキー・マラソン・旅・日常のことなどを綴る日記です

「思いは招く」・・・植松努さん講演会

昨日は、甲府で植松努さんの講演会あり、高一の息子と一緒に参加してきました。

植松さんは、北海道の株式会社植松電機の専務取締役であり、株式会社カムイワークスの代表取締役でもあります。

植松電機の専務といっても、社員はたったの20名程度、北海道の赤平という小さな町にある小さな会社ですが、ものすごく大きなことをやっていると言うことを知りました。

それは宇宙開発。

ロケットの開発をしているのです。

そんな小さな会社が宇宙開発を?

ロケットの開発って、ものすごくお金がかかるのに、どうやって?

ロケットや宇宙開発をやろうとしたとき、周りからは「そんなことできるはずがない」「お金が無いんだからやめておけ」とさんざん言われたそうです。

植松さんが、この世から無くしたいと思っている言葉、それは

「どーせ無理!」

チャレンジしようともしないで、最初からできっこないとあきらめる。

人は誰でも夢を持っています。いや、持っていたのです。

でもそれをいつの間にかあきらめてしまっていた。

生まれたときから、夢のあきらめ方を知っている人など、どこにもいない。

誰かが、夢のあきらめ方を教えていたのです。

その結果が

「言われたことさえやってれば、とりあえず給料がもらえるから」

「会社の言うことを聞いていれば、何とかなるし」

「別に夢なんか無くても、生きていける」そんな無能で、考えない社員が増えているのだと。

無ければ作ればいい

わからないなら調べればいい

やったこともない人が、適当なことを言っている「憶測の進路評論」に負けてはいけない

好きなことならがんばれる

楽を選ぶと無能になる

考えない仕事はロボットでもできる

自立とは未来を予測すること

学問とは社会の問題を解決するためにある

そんなたくさんのキーワードをもらった、昨日の講演会でした。

こんなにいい講演会がタダでいいの?

って正直思ってしまいましたけど。

一緒に行った息子は、ものすごく感動していました。

なぜなら、息子は植松さんの性格や生い立ちがそっくりだから。

息子の夢を摘み取ってしまわないように育てるのが、自分の役目です。