八ヶ岳美味探訪
11月4日(日)
妻と一緒に八ヶ岳南麓のお店をいろいろと食べ歩きました。
午前中は、娘のバスケットボール新人戦の応援でしたが、あっさり一回戦で敗退が決まってしまったので、そのまま北杜市高根町へ。
まずお昼ご飯を食べに、蕎麦屋へ。
ちょうど秋の新そばシーズンということで、長野県の茅野市や原村~山梨県の北杜市にかけて、新そば祭りが行われていました。
数ある蕎麦屋の中から、今回は「さかさい」という店に決定。
県道から細い道を入って行き、こんなところに蕎麦屋なんてあるんかいな?なんて思っていたら、森の中にお店を発見。
すでに県外ナンバーの車が5台ほど止まっていました。
中に入ると、ウッディな造りのお店で、お客さんもけっこう入っています。
私は大盛りざるそばを注文。
そばの香りはそれほどしませんでしたが、思った以上に量があり、お腹いっぱいに食べられました。そばつゆがおいしかったな。
写真はないので、リンクのサイトを見てください。
次に向かったのは、新鮮卵で有名な中村農場。いつもここの親子丼を食べに来るお客さんでにぎわっていますが、私たちはそばを食べた後だったので、今夜のおかずになりそうな鶏肉と卵だけ買って、お店をあとにしました。
次は大泉町の八ヶ岳倶楽部へ。俳優の柳生博さんのお店です。
日曜日で、しかも紅葉の時期とあって、駐車場も混雑していました。
で、駐車場に車を止めて、歩き出したら、向こうから柳生博さん本人がてくてくと歩いてくるではありませんか!
思わず「一緒に写真を撮らせてください」と申し出たら、「はい、いいですよ~」と快く応じてくださいました。
写真は妻と柳生さんが写っているのですが、妻が顔出しNGとのことで、ここには載せられません。
八ヶ岳倶楽部の庭は紅葉がとてもきれいで癒されました~。
さて、おやつを食べに向かったのは「八ヶ岳パイ工房」
建物自体は、お世辞にも立派とはいえないものですが、味は絶品。
柿のパイと、スイートポテトを一個ずつ買って。妻と半分ずつ食べましたが、とてもおいしかった。
おやつを食べた後は、コーヒーでも飲みたいなと思っていたら、すぐ先におしゃれなカフェを発見。
Cafe Otono
と書いてありました。
・・・でも、ものすごく高級感がある入口で、しかもメニューも出てない。
中に入って、ものすごく高いお店だったらどうしよう・・・と思いましたが、エイヤで扉を開けてみました。
その瞬間、目の前に広がるきれいなカウンターと、コーヒーの芳醇な香り。
そして、店主の「いらっしゃい。こちらへどうぞ」の声で、すぐにカウンターに座ってしまいました。
カウンターの奥の窓からは小鳥が観察できるようになっていて、なんておしゃれなお店なんだろう、とすぐに気に入ってしまいました。
メニューには「イノダコーヒ」の文字が。イノダコーヒといえば、京都の名店。
マスターにカウンター越しにいろいろ質問したら、ようやくわかってきました。
マスターの乙野さんは、京都のイノダコーヒで定年まで勤め上げ、役員(専務)だったそうです。
定年退職後、この八ヶ岳南麓にやってきて、7年前にこの"Cafe Otono"をオープンさせたらしいです。
乙野さんが淹れてくれたコーヒーはとてもおいしかった。そして窓越しに見る景色も大満足。
最後は、シメに温泉ということで、須玉町にある「おいしい学校」の香りの湯へ。
正確に言うと温泉ではないのですが、浴槽に大量のハーブを(袋に入れて)浮かべてくれているので、その香りがとてもいいのです。
そして湯上りにはハーブティーのサービス(セルフですが)もあって、特に妻のお気に入りスポットとなっています。
秋の一日。
半日ではありましたが、ゆったりと過ごせた時間でした。