1kmだけ全力で競歩してみた
本題に行く前に、今日はとてもうれしいニュースがあった。
陸上男子100mの桐生祥秀選手が、全日本インカレで追い風1.8mの中、9秒98の日本新記録で優勝。
ついに日本人が初めて10秒の壁を破った。
高校3年生時に10秒01をマークしてから4年。
やっとの思いで9秒台を達成。さっそく動画を見たけど、自分までうれしくて泣きそうになったよ。
おめでとう!桐生くん。
日本人初9秒台 桐生祥秀9"98!! 2017 全日本インカレ陸上 男子100m決勝
さて、今日の本題。
先月の世界陸上、男子50km競歩で荒井選手が銀メダル、小林選手が銅メダルを取ったことで、競歩という競技が少しは知られるようになったのかなと思います。
で、彼らのペースがどれぐらいなのか、自分でも試してみたくなりました。
現在の男子50km競歩の日本記録が、3時間40分12秒。
1kmあたりのペースで計算すると、4分24秒/kmということになります。
この時点で「あ、こりゃ無理だ」と思いました。
だって、4分24秒で歩くどころか、そのペースで走ることさえ自分にはできないから。
でもまあ、とりあえず1kmだけでもやってみることにしました。
競歩のルールは2つ。
1)ロスオブコンタクト
どちらかの足が地面に接していなければならない。両足が浮いていると、走っていると見なされる。
2)ベント・ニー
前足が地面についた瞬間、膝が伸びきっていなければならない。つまり着地した時は膝が曲がってちゃダメよってこと。
この2つを実践しながら、1kmだけ真剣に全力で競歩やってみました。
ロスオブコンタクトは大丈夫だったけど、ベント・ニーがきつい。
400mを過ぎたあたりから疲れてきて、着地の時に膝が伸ばせない。
そしてなんといっても、スネの外側の筋肉が緊張しっぱなしで疲れてくる。
600mを過ぎると、もうバテバテ。息が上がって早く歩けない。
結局タイムは6分25秒でした。
走った方が断然ラク。
世界レベルの選手は、これの1.5倍のスピードで歩いてるんですね。アンビリーバブルです。
翌朝、スネの筋肉がパンパン。そしてお尻の筋肉もパンパン。
ストレッチしてもまだ痛いです。
もうやらない
>_<