駅伝燃え尽き症候群
先週末に東京の味の素スタジアムで行われた、陸上競技の日本選手権。
土曜日は外出していて見られなかったのですが、日曜日は自宅でテレビ観戦してました。
短距離界では、京都洛南高校の桐生君が高校生離れした走りで2位に入り、ここのところスポーツ紙をにぎわせています。
5月に日本歴代2位の10秒01というタイムで走ったので、注目されていますね。
私も注目しています。
短距離部門では、男女ともいい記録が出て、世界陸上でも予選は通るだろうなという感じです。
翻って、長距離は、う~んって感じ。
特に男子の長距離ランナーが育ってないな~って思いました。
過去には、宗兄弟(古っ)・瀬古・中山・谷口・森下という面々がオリンピックや世界選手権で好成績を出してきましたが、ここのところは、パッタリとマラソンランナーが育っていません。
確かにアフリカ勢のスピードに追いついていけないのは確かですが、女子に比べて男子の成績が芳しくないようです。
川内優輝選手のように、市民ランナーが世界選手権の代表に選ばれるのは面白いですが、実業団選手はもっと頑張らなきゃいけないんじゃないかな~って思います。
私が思うに、日本の長距離ランナーは「駅伝」に重きを置いていて、個人の成績を二の次にしている感を受けるんです。
特に大学生は「箱根駅伝」というものを最大の目標にし、箱根が終わると、燃え尽きてしまって、記録が出せない選手が続出しています。
実業団も正月の実業団駅伝(いわゆるニューイヤー駅伝)に重点を置くあまり、個人のマラソンにはあまり力を入れてないのかな~なんて思ってしまいます。
もちろんそんなことは無いと思いますが、ぜひとも新しいヒーローが日本人ランナーから生まれることを期待します。
今日は評論家じみたブログでした。
一ファンとしての願いです。