いきなり政治ネタ
12月16日に、Mt乗鞍スキー場にて初滑りをしてきましたが、その日は衆議院議員選挙の日でもありました。
私は当日不在になることがわかっていたので、その二日前に、期日前投票を済ませておきました。
正直言って、今回は(今回も)この人に入れたいなという人はいませんでしたし、この政党に入れたいという政党もありませんでした。
でも棄権するわけにはいかないので、ちゃんと一票を入れてきましたよ。
選挙前から、各政党の言葉は「原発」「TPP」「景気対策」でしたし、確かにそれらの言葉は国民が関心を持っているのも確か。
だけど、それより先にやらなきゃいけないことは、私は「少子化対策」だと思います。
どんどん子供の数が減っていて、日本の人口もどんどん減り続けています。
このままいけば、国が滅びます。
現在、15歳以下の子供より、犬猫のペットの数の方が多いとか。
子供を安心して産める・育てられる社会を作らないと、大変なことになります。
現在のデフレの正体は、生産人口の減少にあるのです。
もうひとつは、医療の改革。
昨年、一年間の国民医療費は38兆円を突破しました。一日に換算すると1000億円です。ものすごい数字です。
年間の税収が40兆円ほどなのに、そのほとんどが医療費に消えていくなんて信じられません。
国民も医療に頼りすぎです。
日本の人口は、世界人口のわずか1.7%なのに、薬の消費量は、世界の30%もあるってご存知ですか?
これでは医療費が減らないわけです。
もっと予防医療に力を入れて、予防医学や健康増進医学にシフトしていかないとダメだと思います。
しかし、この二つをアピールしていた立候補者は一人もいませんでした。
残念ながら、今回の選挙もただの税金の無駄遣いに終わってしまった感があります。