SHIGEのスポーツ日和

スキー・マラソン・旅・日常のことなどを綴る日記です

国民医療費が・・・

ちょいと暗い話に話になりますが、国民医療費ってどれぐらいかかっているかご存じですか。

厚生労働省のホームページに出ていますが、平成20年度の国民医療費は、なんと34兆8千億円でした。

http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-iryohi/08/kekka1.html

この数字は、戦後ずっと右肩上がりです。しかもここ30年の上がり方が急激。

34兆と一口に言われても、ピンと来ないでしょう。

毎日100万円ずつ使っても、使い切るのに9万5千年以上かかるお金です。

これだけのお金が毎年、医療費として使われています。

日本の国家予算がおよそ92兆円ですから、国家予算の約4割を占めています。

それが15年後の2025年には、52兆円まで膨らむというのですから、凄まじい数字です。

別に国が払ってくれてるんだから、いいじゃん・・・と思うかもしれません。

でも国家予算の半分は、赤字国債。すなわち借金でまかなわれています。

これまでの国の借金の累計は997兆円で、もうすぐ1000兆円を突破します。

この数字は、いずれ国民の金融資産を追い抜くでしょう。そうなると国が破綻しかねません。

そうならないように、国は一気に増税を始めます。当然、健康保険の負担も上がります。

私が社会人になった頃、社会保険の医療費負担額は1割でした。

でも気がついたら、今は3割になっています。

そのうち、5割・7割、そして10割へと変わっていくでしょう。

10割負担ってことは、健康保険が無くなると言うこと。

アメリカはすでに個人負担が10割、すなわち全額負担です。

日本もいずれそうなると思います。

そうなったときには、うかつに病気になれないと言うことです。病気になると家が破綻しかねません。

自分の身体は自分で守る。

病気にならない、強い身体で居続けることが大事です。