SHIGEのスポーツ日和

スキー・マラソン・旅・日常のことなどを綴る日記です

長野マラソン2014

昨年に引き続き、今年も長野マラソンを走ってきました。 昨年は雪が降りしきる中を走ったのですが、あれから1年。 昨年の様子はこちらに残してあります。 今年は去年とは打って変わって好天{%晴れwebry%} 2日前までは雨予報だったのに、なんていい天気なんだ。 日頃の行いか?笑 去年のスタート時の気温は0℃だったけど、今年は9℃ある。 しかも日中は15℃くらいまで上がると予想。 それでも風が吹いた時には寒かったなぁ。 そういうわけで、ウエアの選択には悩む・・・(ーー;) 半袖にするか、長袖にするか、1枚か2枚着るか、下はハーフタイツにするか、ロングタイツにするか、 当日の朝まで考えました。 結局、上は長袖シャツ1枚に下はロングタイツで走ることに決定。 スタート会場には、遅めの7時15分頃到着。 更衣室の体育館に入ると、ラン友のIさんがいて、すでにスタンバイOKの状態。 ボクもすぐに着替えて、トイレを済ませ、簡単なストレッチをしたあと、号砲の30分前にスタートブロックに整列 ラン友のIさんと同じKブロックからのスタート。
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スタートラインのところで、ゲストのQちゃん(高橋尚子さん)がウォーミングアップの解説や関節の柔軟体操の話をしているようだが、ず~っと前方なので、声は聞こえても姿は見えず・・・。 でもウォーミングアップの話はとても勉強になったし、声を頼りに関節の体操もできたのでOK。{%笑いwebry%} さて、8時30分にスタートの号砲{%大変webry%} 昨年は雪のせいで路面状況が悪く、水たまりがたくさんあったおかげで、なかなか前に進めなかったけど、今年はピストルが鳴ってから、6分10秒でスタートラインに到達。 スタート台にはゲストのQちゃんがいて、手を振ってくれてた。
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昨年のタイムは4時間39分40秒だったので、今年はさらに更新を狙って、サブ4.5と言われる、4時間30分切りを目標に走ることに。 事前のシミュレーションでは 10km通過:1時間6分 20km通過:2時間7分 30km通過:3時間8分 40km通過:4時間12分 フィニッシュ:4時間30分 としてペース配分を考える。 スタートしてから1km過ぎのところで、4時間30分のペースランナーを発見。 (ペースランナーは目標タイムの目安となるランナーで、3時間~5時間まで15分刻みに設置されています) ペースランナーについていこうと思ったけど、いつも自分は最初の2kmが7分/kmのペースなので、かなりゆっくり。 それに対して、ペースランナーは6分~6分20秒ぐらいのペースだったので、ついて行けなかった。 いや、正確に言うと、後半の体力温存を考えて、あえてついていかなかった。 途中、民家のこんな大きな横断幕を見つけて、街を挙げて応援してくれているのが、とてもうれしかった。
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3kmぐらいの地点だったかな? 後方がなんか騒がしいので振り返ってみたら、そこにQちゃんが。 みんなとタッチしながら、あっという間に追い越していった。 スタート台で全員を見送ってから走り出しているのに、最後尾から追い抜いていくスピードには写真を撮る余裕すらなかったよ(かろうじて撮ったけど・・・)笑
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5km地点のイトーヨーカ堂で最初の給水ポイント。 しかし、かなり混雑していたので、給水は摂らずにスルー。 そして善光寺大門前までは緩やかな上り坂。 まだまだ体力があるので、これぐらいの坂は難なく上れる。 大門前の信号を左折すると、今度は一気に下り坂。 ここでスピードに乗れるのはいいんだけど、調子に乗ってペースを上げてしまうと、後半に足に来てしまうので、がまんがまん。 それでも少しずつ自分の中のエンジンがかかってきたようで、徐々にペースアップしてきた。 そうしたら、8km手前で再びペースランナーを発見。 どうやらこっちのペースの方が早かったみたい。 自嘲してペースを落とし、ペースランナーと併走。 (写真奥の紫のウエアのランナーがペースランナー)
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10kmの通過が1時間8分20秒。 予定よりも約2分のおくれ。 でもまだ焦らない。ここで焦ってペースを上げると、絶対に後半バテるから。 16km地点のエムウェーブを通過した時は、ものすごい応援の量。 まだ笑顔で応える余裕があった。 19kmを過ぎたところで、ペースランナーの大島さんが「予定よりも2分ほど遅れている」とひとこと。 これはまずいと、ちょっとだけペースアップ。 ペースランナーとはここでおさらば。先に行く。 20km地点を2時間9分47秒で通過。予定より2分遅れ。
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五輪大橋を渡りきると中間点。やっと半分来た。
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国道19号バイパスの手前で折り返して、ホワイトリングの前を通過すると25km。 そして川沿いの道路を走り、いったん高速道路の下をくぐって松代に入ると30km。 30kmの通過は3時間9分40秒。 少しペースを上げたこともあって、遅れが1分に縮まった。 しかしキツいのはここから。 奈良マラソンほどアップダウンはないけれど、小さい起伏や土手に上るちょっとした上り坂がきつく感じられる。 再び高速道路の下をくぐって川沿いの土手に出ると32km。あと10km しかし弱い向かい風。そしてジリジリと気温が上がっている。 さっきまでは給水も歩きながらだったけど、ここからは立ち止まって、コップのドリンクを全部飲み干してから走り出す。 33kmあたりで、今大会のテーマソングを歌っている "the Canadian Club"が歌いながら励ましてくれた。
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岩野橋を渡ると35km、全体の6分の5が終了。残り6分の1。 この残り7kmが長い。 走る方向が変わったので、風向きも追い風になったけど、なかなか足が進まない。 給水所ではすべて立ち止まって、給水とストレッチを繰り返しながらゴールを目指す。 土手を走りきると、あと2km。 ふと時計を見ると4時間15分を回っている。 かなりバテて、ペースダウンしてしまった。 自分の目標まで残り15分を切ってしまった。 それでも最後の力を振り絞って走る。 ここからスタジアムのゴールまでは直線道路だけど、やたらと長く感じられる。 ・・・そして・・・残り1km ふと隣を見ると、ボクの視界に入ってきたのは、なんとペースランナーの大島めぐみさん。 うおぉ~~~ 何と19km地点で引き離したつもりが、自分のペースダウンで、追いつかれていた。 そのままゴールまで一緒に走る(といっても声をかけたわけじゃないけど・・・笑)。
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そして 歓喜の ゴ~~~~ル!!! タイムは 4時間28分40秒 目標を達成!!
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達成感と疲労感でいっぱいのゴール後でした。 次のレースは5月18日の「野辺山ショートマラソン(10km)」です。 驚異のマラソン上達法