SHIGEのスポーツ日和

スキー・マラソン・旅・日常のことなどを綴る日記です

スクールに入る人がみんな検定志向だとは限らない

まだ8月ですがスキーの話です。笑

昨シーズンというのか今シーズンというのか、今年の2月に、白馬村のスキー場へ行った時、天候が良くなかったのと、一人で行ったというのもあって、およそ10年ぶりぐらいにスキースクールに入りました。

予算の都合上(^^ゞ、常設レッスンに入りました。

最初に班分けがあって、上級クラスに入ったわけですが、生徒は全部で6名。

年齢もわりと自分に近い人たちで、けっこう和気あいあいとレッスンが進んでいきました。

担当した指導員の方も、私たちのリクエストをいろいろと聞いてくれて、楽しいレッスンではあったのですが、一つだけ自分にとっては納得できないことがありました。

それは

どうしても検定対策のような滑り方を教えてしまうこと

でした。

私自身はSAJ1級の所持者ですが、これ以上プライズ検定を受けようとも思わないし、指導員検定を受検しようとも思っていないです。

スキーの技術そのものよりは、いかに楽しくゲレンデを遊び回れるか、いかに難しい斜面を攻略できるか?

それを学びたかったのです。

確かに、グループで行われる常設レッスンでは、他の人の意見もあるでしょうし、限られた時間の中で滑走量を稼がなければなりませんから、あちこちのゲレンデを渡り歩くことも難しいでしょう。

でも、生徒は検定志向ばかりの人たちばかりではありません。

検定で点数が出る滑りだとか、ジャッジに受ける滑りだとか、そんなのは何の参考にもなりません。

切り替えの場面で、交互操作があるからダメだっていわれても、別にゲレンデで遊ぶ分には何の影響もないです。

私が求めるのは、広いゲレンデをいかにたくさん効率よく楽しめるか・・・という技術。

ゲレンデの最上部と最下部では天候も雪質もまるで違う。

だけどそれを楽しむのもスキーのおもしろさ。

一つのゲレンデでバリエーショントレーニングもやるのもレッスンのうちなんでしょうけれど、もっと「雪と戯れる」レッスンがあってもいいのかなって思いました。

あ、もちろんそのレッスンで収穫もありましたよ。

自分の欠点もバッチリ指摘してもらったし。

ただグループレッスンだからといって遠慮はせず、指導員に対してわからないことはちゃんと質問した方がいいですよ。

なぜそういう風に滑った方がいいのか?

疑問に思ったことはその場で聞きましょうね。