意味を知らなかった「ナイトーさん」と「ガイコーさん」
今日は2月6日の語呂合わせで「ブログの日」だそうです。
だからブログ更新します(笑)
今日は【スキー用語】の話。
ちょっと前置きが長くなるかもしれませんがお付き合いを。
どの業界でも専門用語というのはあるものですから、スキーだけが特別ということはありません。
初心者も最初は専門用語に戸惑いますが、だんだんと意味を覚えていきます。
ただ、意味が分からず、いきなり専門用語を使われてしまったら、やはりどうしていいかわかりません。
自分はその意味がわかって使っていても、相手は全く知らないということもあり得ます。
私がちゃんとしたスキーを履いたのは1986年。
ちゃんとしたというのは、固いスキーブーツとエッジのついたスキーを履いて、ゲレンデまで行くこと。
雪国の育ちですから、子供のころから雪に親しんで、スキーという遊びは普通にありました。
子供のころは、かかとの上がる長靴スキーで、自宅の裏の山(山というより丘)で滑るのが楽しみでした。
高校を卒業して、地元の企業に就職して、職場の人からスキーに誘われたのが最初のゲレンデデビュー。
小松市営の大倉岳高原スキー場です。
今でも営業してます。
それ以来34年もスキーというスポーツを続けています。
当時は、ただ滑るのが楽しかったので、もちろん上手くなりたいという気持ちはありましたが、それよりも長い時間滑っていたいという気持ちの方が強かったかな。
なので、スキースクールに入ったことはありませんでした。
しかしゲレンデデビューから16年もたった2002年の12月、初めてスキースクールに入ったわけです。
白馬山麓にあるスキー場のスクールです。
スクールに入ろうと思ったきっかけは「上達したい」ではなくて「初めてカービングスキーを買ったので、その滑り方を教えてもらいたい」でした。
だいぶ前置きが長くなりましたが(笑)ここからが本題です。
スクールに入った当日のクラスは、常設レッスンの中級者クラスで、生徒は私を含めて4人。
私以外の3人はSAJ2級を取るのが目標と語っていたので、レッスンもその流れになりました。
(私はただカービングスキーの滑り方を習いたかっただけで、検定のことはまるで知りませんでした)
インストラクターから出てきた言葉で、最初に面食らったのが「スキッディングターン」
なんだ?スキッディングって?って思ってたら「ずらして滑る」と解説をつけてくれたので、あぁなるほどと思いました。
でもスキーってずらして滑るもんじゃないのか?って思ってましたけどね(笑)
その後、インストラクターが滑った後に、一人ずつ順番に滑っていくんですが、私が滑ったあとのコメントでインストラクターが「右ターンの時にナイトーしてますね」って言ったんです。
「ナイトー」ってなんだ?・・・
その後レッスンが進んでいき、講師の方が「今度は思い切りローテーションして滑ってみましょう」と言いました。
「ローテーション」ってなんだ?
何かを配置転換するんか?
さらにレッスンは進んでいき、また私の番で滑っていくと、インストラクターの方がコメントで「まだ右ターンの時にナイトーしてるので、ガイコーを意識しましょう」と一言。
「ナイトー」に「ガイコー」
う〜ん、初めて聞く言葉だ・・・。
言葉の意味が分からずモヤモヤしているうちにレッスンは終わりました。
わからなければ質問すればいいじゃないかと思うのでしょうが、なんせ初めてスクールに入ったもんだから、質問していいかどうかもわからず・・・。
後からネットや本で調べたり、人に聞いたりして
「ナイトー」は「内倒」であり、「ガイコー」は「外向」であり、「ローテーション」は体が先に回ってしまうことであるというのを知りました。
このほかにもスキー用語というのはたくさんあります。
それはそれで当たり前だと思いますが、問題は人に伝えるときですね。
もしかしたら、相手はその言葉の意味を知らないかもしれない・・・
そう思って伝えないと、教えている相手はいつまでたっても理解せずに滑っているかもしれない。
スキー用語を話す側は注意しなければならないですね。
今でも私が理解できていないのは「腰高」という言葉。
これについては次回の記事で書くことにしようかな。
ではまた〜(@^^)/~~~