長い距離を滑るのもいいトレーニング
私のホームゲレンデは野麦峠スキー場という、あまりメジャーではないスキー場です。
特に平日なんかは「今日営業してるのかな?」と疑うぐらい、お客さんの数が少ないです。
よくやってるなという感じ(笑)
でもゲレンデはとても滑り応えがあって、標高差はなんと730m、最長滑走距離は4kmにもなります。
下のコースマップのとおり、縦長のスキー場であります。
で、私が朝イチでよくやるのが、
ゲレンデトップからベースまでのノンストップイッキ滑り
です。
文字通り、山頂から最下部までノンストップで滑るわけですが、朝イチでそんなことして疲れないんですか?
って聞かれます。
意外と疲れませんよ。
というか、疲れない滑りをしているわけです。
長い距離をノンストップで滑る時のポイントは
・腰高のポジションで滑ること
・過度なエッジングをしないこと
・上下動を極力少なくすること
です。
姿勢を低くして、ローポジションで滑るよりは、当然ハイポジションで滑った方が楽です。
ローポジションは空気イスに座っているようなもんですからね。
また、できるだけエッジを立てず、ずらして滑った方が楽です。
エッジを立てれば、カービング要素が強くなって、ギュイーンと曲がる快感は得られますが、その圧を押し返す筋力が必要になります。
そうすると、疲れてしまうわけです。
最後に、上下動を使うと、それだけスクワットをしているようなものなので、上下動は最小限に抑えた方がいいですね。
確かに上下動を使うと、メリハリの利いた滑りにはなりますが。
たったこれだけのポイントで、長〜い距離を滑ることができます。
長い距離を滑るのは、けっこういいトレーニングになるし、省エネの滑りを覚えるということにもなります。
ぜひチャレンジしてみましょう。