道具で滑りは変わるか
先週土曜日は、友人Betch君と一緒に、乗鞍高原温泉スキー場に行ってきました。
ここは1年ぶり2度目のスキー場で、マイホームゲレンデの野麦峠スキー場からも見ることができます。
なぜ乗鞍なのかというと、雑誌の懸賞でリフト券がペアで当たりまして、当初は娘を連れて行く予定だったのですが、娘は別の用事で行けなくなってしまったので、彼と行くことになりました。
さて、Betch君が用意した板は、エランの"Speed Wave 14"という板です。
これ、実は私が2シーズン前に履いていたもので、訳あって、友人Betch君に所有権が移りました(笑)。
彼は昨シーズンまで、サロモンのオールラウンドの板(168cm)を履いていましたが、どうもしっくり来なかったようで、昨年3月に、サンメドウズスキー場で、このエランの板に乗ってみて、たいそう気に入った様子でした。
しかしニューモデルを買うと、それなりにいい値段しますし、デザインもホワイトだったので、欲しいには欲しいと思っていたのですが、ちょっと買うかどうか・・・というところでした。
そこで、中古でもいいかと尋ねると、全然問題ないと言うことだったので、FSSで使っていたこの板を彼に買ってもらったのです。
さて、フィーリングは・・・。
「ものすごく乗りやすくて、安定している」
とのこと。
良かった。自分の感覚は間違いではなかった。
また私が見ても、サロモンに乗っていたときの、彼の滑りと比較すると全然違う。
これまで見られなかった、自然な脚の収縮が見られ、不整地でもドンドン進んでいく。
おお~、これはいい買い物をしたねぇ。
帰りに、スキーキャリアに載せていて気がついたことがありました。
それは、私のノルディカホットロッド(170cm)と、長さはほぼ同じなのに、金具の位置がかなり違っていたこと。
エランのSpeed Waveの方が、金具がけっこう前寄りに付いています。
そうだったのか!
この板を履いてリフトに乗っていると、やたらと板が短く感じられたこと。また、かかと寄りに乗ると、すごく安定していること。小回りがすごくやりやすかったこと。
これらは、金具の位置が原因だったのだと、そのとき初めて気がつきました。
結論。
道具で滑りは大きく変わる。
今頃気付いたのかって?
そうです。ハイ。