受けすぎは良くないと思うなぁ
スキーをしていると、やっぱり昨年より・先月より・昨日より、上手くなりたいと思うんだよね。
スキーに限らず、スポーツならなんでも、始めたからには上達したいって思う。
上達したいと思うなら、その道のプロに習うのが一番の早道。
スキーなら、スキースクールに入るのが一番手っ取り早い。
スキースクールに入ると、ちゃんと自分の滑りを見てくれる講師がいて、どうやればもっと上手くなれるかを教えてくれる。
そして、そのあとは自己練習。
繰り返し繰り返し自己練習。
この自己練習ってとっても大事。
確かに地味な練習って飽きるけど、ゆっくり低速でひとつひとつの動きをチェックしながらやっていくと、絶対うまくなる。
でもね、たまにいるんですよ。
自己練習をやらずに習ってばっかりいる人。
毎週のようにスクールに入る人。
「今日は○○デモに習った」
「先週は○○校長に習った」
確かにそれは素晴らしい。
ボクだって一度くらい有名なデモンストレーターに教わりたい。
だけど、問題はそのあと。
教わったことをキチンと復習しなきゃ意味ない。
指摘されたことを思い出して練習、練習。
教わるだけで満足している人たまにいます。
自己啓発本を読んで、読んだことに満足して、何も行動しないのと同じ。
教わったら実践しなきゃ。
それと関連するけど、検定を受けまくっている人もいるね。
先週不合格だったから、今週もう一度受ける、とか。
今シーズン5回目の検定だとか。
先月2級受かったから、今月は1級受けるんだとか・・・。
ボク思うんだけど、1週間とか1ヶ月とか、そんな短い期間で、劇的に変わらないんじゃないかな。
確かに毎日滑っていれば上手くなるだろうけど、ボクみたいに週末だけゲレンデに通ってる人は、そんな短い期間でスーパー上達するんだろうか。
そう思うと、短期間に検定を受けまくっても、不合格の烙印を押され続けるだけのような気がする。
シーズン初めにレッスンを受けて、自分の滑りを確認して、練習して、後半にもう一度レッスン受けて軌道修正して、そして自分がどれだけ上達したかを確かめるために検定を受けるってのがいいんじゃないかと、ボクは思う。
もちろんボク個人的な意見だけど。
ボクの師匠は
「検定を受けるんなら、シーズンに一度にしておきなさい」
って言ってた。
ボクはもう検定を受ける気はないけどね。
あ、でも【八方の達人・名人】検定は受けてみたいな。
まだまだそのレベルに達してないけど。