「気持ちいい」は「気持ちよくない」のあとに
昨日は野麦峠に出勤しましたが、レッスンが入らなかったので、教師仲間と一緒にスキー板を取替えっこしたり、あちこちの不整地に入ったりして、スキーの楽しさを満喫しました。
本当に楽しかったんだな、これが。
特にクラストしていた不整地は、はっきり言って、かなりテクニカルで、うまく滑れませんでした。コブもうまく滑れませんでした。
でも、うまくいかないから面白いのかもしれない。
普段、レッスンでは「滑った後の気持ちよさを大事に」と言ってますが、気持ちよくないスキーも、上達の過程では大切なことです。
そりゃ、整地の方が簡単だし、うまくいくから、滑った後も気持ちいい。だけど、それ以上の上達は無いかな。
何度か気持ちよくないを繰り返した後に、うまく滑れるようになったとき、きっと「気持ちよかった~」が待っているんだね。
昨日の不整地バーンは本当に難しいシチュエーションだったけど、なぜか皆笑顔。
「ネジが外れた~」って言って滑ってるし。
ああ、スキーの楽しさって、これなんだなと改めて思った一日でした。