素直に実行してみよう
今年の12月9日に、奈良マラソン2012が開催されます。
私も人生初のフルマラソンにエントリーしました。
これまで、マラソンレースは10kmが最長で、それ以上長い距離を走ったことがありません。
ましてや、走り始めたのが3年前の夏から。それまでは、無理やり出された駅伝で5kmを走ったのが最長でした。
練習では、12kmを連続で走ったことはありますが、ハーフマラソンでさえ、ろくに走ったことが無い自分が本当に42.195kmの長丁場を完走できるのか不安ではあります。
今年の4月1日に、2012のスキーシーズンを終わらせて、その後はマラソンの練習に打ち込んでいますが、中学高校の頃、短距離ランナーだった私は、長距離の走り方を教わった経験がありません。
そこで、facebookのイベントで「ランニングフォーム講習会」なるものを発見し、とりあえず行ってみることにしました。
初めて参加したのは、7月の終わりごろでした。
主催されているのは、SSw桜子Companyの斉藤桜子さん。
彼女自身もランナーでありながら、ウォーキング教室やストレッチ教室などのイベントを主催しています。
初めて参加したときに、自分の過去のレース経験や、走っているときの呼吸、身体の特徴などを伝えました。
そして、2回目の参加のときに、5kmのタイム測定を行いました。
そのときのタイムは、確か28'40"だったと思います。(5月に野辺山ショートマラソンの5kmを走ったときは、なんと31分もかかっていたのです)
それから走るごとに、彼女からいろいろなアドバイスをもらいました。体幹の使い方、足の運び、腕の振りなど。。。
そして、先週また5kmのタイム測定を行ったときは、26'50"が出ました。
初めて27分を切ったのです。
マラソンを趣味にしていらっしゃる方は、27分というと、かなり遅い部類になると思いますが、自分にとっては自己新記録。正直にうれしかったです。
呼吸の苦しさは、確かに変わりませんが、最初に測った時と同じ感覚。
ここまで練習段階で自分の記録が伸ばせたのは、彼女の的確なアドバイスがあったおかげです。
しかし、大事なことは、彼女のアドバイスを受け入れて、それを素直に実行したからだと思います。
自分を伸ばしたかったら、素直になる。これが大事です。
私自身、冬の間はFeeling Ski Schoolのインストラクターをしていますが、生徒さんの中にも、私のレッスンをちゃんと聞いて素直に実行してくださる方と、そうでない方がいます。
素直に実行された方は、人によってスピードの違いはありますが、だいたい上達しています。
自分が納得しないレッスンメソッドでも、とりあえずやってみるということが大事。
やってみて上達すれば、素晴らしいことですし、あまり役に立たなかったなと思えば、次からは別のことをやればいいわけで、まずは素直に実行したほうがいいのです。
ランニング講習会では、生徒という立場で参加しているので、まずは素直に、言われたことはやってみようと思っています。
それがタイムの上昇につながっているようです。
直近では、10月14日の塩尻ぶどうの郷ロードレース(10km)に出場の予定です。
さて、どれぐらいのタイムが出るか、楽しみです。