30数年ぶりのお伊勢参り
高校野球は、箕島高校も星陵高校も一回戦で姿を消してしまい、残念ながら両校が再戦するとなく終わってしまいました。
来年またチャンスが訪れることを期待します。
さて、8月7~8日にかけて、伊勢神宮へ行って参りました。
今年は20年に一度の式年遷宮の年ということで、今年行かなかったら、おそらくずっと行かないだろうなってことで、30数年ぶりの伊勢であります。
実は、中学一年生の冬に初詣で行ったことがあるらしいのですが、ほとんど覚えていません。
初詣なので、夜中に現地に着いて、お参りだけして帰ってきたようです。
景色も全く見えなかったので、記憶がありません。
というわけで、それ以来の伊勢参りです。
移動は青春18きっぷ。
これがなかったら、おそらく行かなかったでしょうね。
自宅を朝5時40分に出ました。
石和温泉駅から各駅停車を乗り継いで、名古屋に到着。
名古屋からは「快速みえ」号で直行です。
最初は伊勢市をそのまま通過して、鳥羽へ。
鳥羽市と言えば、鳥羽水族館とミキモト真珠が有名ですが、
今回の旅は極力お金を使わない貧乏旅行にしているので、どちらも中には入らず、外から眺めるだけ。
水族館にあった郵便ポストの上にラッコの像があったので、写真を撮ってきました。
それから、ミキモト真珠島も外から写真だけ。
鳥羽市はほとんどとんぼ返りというような感じで、滞在時間は1時間ぐらいだったかな。
再びJRの駅に戻って、今度は二見浦へ。
二見浦と言えば、有名なのが夫婦岩。
二見浦駅から徒歩で20分ぐらいかかりました。
けっこうなお客さんの数でしたが、二見浦駅は無人駅なんですね。
車で来られたお客さんの方が圧倒的に多かったです。
そのまま海岸線を歩いて行くと、二見浦海水浴場。
なんでも、日本で最初にできた海水浴場だという話ですが、規模は小さく、砂浜も少なかったです。
海の水はそれほどきれいじゃなかったかな~。
また、海水浴場から夫婦岩の間にたくさんの旅館がありましたが、どれも歴史を感じさせるものでした。
いかにも「お伊勢参りを受け入れる宿」って感じでしたね。
駅に戻って、再びJRに乗り、伊勢市へ。
いったん宿へ行って、荷物を預けようとしたのですが、宿は駅から徒歩10分ぐらいのところ。
商店街のアーケードをまっすぐ歩いて行くとありました。
1泊素泊まりで2300円という破格の宿だったので予約したんですが、
う~ん、正直あまりいい宿とは言えなかったです。
温泉に連れて行ってもらえたのはうれしかったけど。
とりあえず荷物を預けて、伊勢神宮の外宮へ行きました。
外宮までは徒歩で行けました。
外はまだかなり暑いのですが、外宮の中は木がたくさんあるので、涼しさを感じました。
そういえば、俳優の佐々木蔵之介さんが来てましたよ。
ビデオカメラと音声さん、そしてたくさんのスタッフを引き連れてました。
神宮の方から、なにやらいろいろと説明を受けてました。
写真は撮っちゃダメだったので、ありません。
翌朝、8月8日。
朝8時半頃に宿を出発し、徒歩で駅へ。
駅からバスで伊勢神宮の内宮を目指しました。
神宮の少し手前にある猿田彦神社でいったんお参りし、そこからさらに歩いて内宮へ。
平日の午前中だというのに、けっこうな人出でした。
これ、休みの日だったらどうなっちゃうんだろ?
ましてやお盆休みになったら、道路も境内も大渋滞になるんじゃないの?っていうぐらい。
手洗い場で手と口を清めてから正宮へ。
正宮の隣には、新しいお社ができてました。こっちの社に引っ越すんですね。それが遷宮。
内宮の中には正宮をはじめ、いくつかのお社があるのですが、それらすべてを回ってお参りしてきました。
境内を歩くだけでもけっこうかかりますが、なんせこの暑さ。
帰る頃には汗びっしょりです。
また神宮への参道に沿って「おはらい町」という町並みがあり、いろんなものを売っています。
有名なところでは、赤福ですね。
たくさんのお客さんが赤福餅と抹茶のかき氷を食べてました。
帰りのバスの時刻を見てみると、まだ30分ほどありました。
この炎天下の中、バスを待つのも嫌ですが、歩くのも嫌。
しかし予定の11時20分発の列車に乗らないといけないので、駅まで歩くことにしました。
駅までの距離はおよそ2.5km
時計を見ると、間に合うかギリギリのところでしたが、バスを待つと間に合いそうもなかったので、
とにかく早歩き。
駅に着いたのは、列車の発車時刻3分前。
また汗が噴き出してきました。
とりあえず間に合ってよかった。
帰りは名古屋から東海道本線→身延線というルートで帰りましたが、
そう、あの日は緊急地震速報の誤報があった日。
16時50分頃、蒲原駅で10分ほど停車。
結局、無事に帰れたんですが、もし本当の地震だったら、自宅に帰れていなかったかも。
誤報でよかった。
さて、青春18きっぷはまだ3日分残っています。
どこへ旅しようか。