SHIGEのスポーツ日和

スキー・マラソン・旅・日常のことなどを綴る日記です

シーズン20日目【New Model試乗会@しらかば2in1】

2020年3月14日(土)

しらかば2in1スキー場で開催された2020-21モデルの試乗会に参加してきました。

各地の試乗会が新型ウイルスの影響で中止になる中、予定通りに開催してくれたアルペンさんには感謝しかありません。

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この日は定員200名のところ、250名の予約があったそうです。

朝9時の受付開始前から長い行列ができていました。

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この日は朝から湿った雪が降り続き、降り積もったモサモサの下にはガタガタの硬いバーンが隠れているという、試乗には少々テクニカルなバーン状況でした。

 

毎年この時期は、春のベシャ雪の中での試乗会が続いていたので、ちょっと新鮮な感じで試乗できました。

さて、今回は5ブランド・8種類の板に乗りましたので、そのインプレッションです。

 

OGASAKA

  • UNITY U-V/S1 165cm(119.5-75.5-103.5 R=16.3)

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私が現在乗っているU-O/S1からV/S1にモデルチェンジです。

コスメ的には特に変わってないですね。

中身は変わったのかと聞いてみたんですが、サイドカーブやプロポーションは現行のO/S1と同じだけど、トーションを少し強めにしたそうで、少しハリをもたせたという話でした。

滑った感じは、O/S1と同じ。これなら現行モデルの型落ち品を探したほうがいいかなと(笑)

 

  • KEO'S KS-SA 165cm(116.5-69-99.5 R=15)

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サービスマンには話を聞きませんでしたが、現行のKS-RTの後継モデルでしょうか。

KEO'Sには憧れますが、どうも自分には合わないようで、いつも試乗だけで終わってしまいます。

今回は・・・

今回も試乗だけで終わりでした。

カチッとした朝イチのグルーミングバーンで大回りしてみたい気もします。今回の雪はあまり板の特性が活かせなかったかな。

プレート・ビン付きで¥135,000という価格も購買欲がわかないですね(笑)

 

【ELAN】

  • AMPHIBIO 16Ti Fusion X 166cm(121-73-104 R=14.5)

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個人的にはエランの板は好きなんですが、2010年モデルの初代AMPHIBIOから乗り味が変わってしまって、最近のエランはどうもしっくりこない。

初代のAMPHIBIOに比べれば、ずいぶん軽くなって操作性は良くなったはずなのに、まろやかさがなくなってしまった感じで、この板も履いた瞬間に自分の思った方向へ行くことができず困った。

リフト2本乗るつもりが、1本で返してしまった。

 

【ICELANTIC】

  • NOMAD 95 171cm(130-95-120 R=16)

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アイスランテックの板は、2月に鹿島槍スキー場でも乗ったので、今回は試乗しないつもりだったけど、前回はこのノマドシリーズに乗れなかったので試乗してみた。

さすがにこういうシチュエーションには強い。楽しい。もう少し深雪だったらもっと楽しいかも。

ただ自分としては、このNOMADよりもMAIDENシリーズのほうが好きかな。

 

【BLUE MORRIS】

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最近、渡部三郎さんとコラボして板を開発しているブルーモリス。
私はどちらというと、八甲田や日本・桜田紋という板を出してた頃のブルーモリスのほうが好きなんだけども・・・。

JAZZY BLUENOTEというちょっと長い名前の板。

フリーライド系にしてはサイドカーブが小さい。

乗ってみてあまり楽しさを感じない板だった。乗り方がよくわからないのかもしれない。

 

【K2】

  • DISRUPTION 82Ti 170cm(125-82-111 R=18)

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私が持っているikonicシリーズの後継モデル。

ikonicシリーズも乗りやすかったが、この板はめっちゃ乗りやすかった。

そして楽しい。この日の難しいシチュエーションもなんのその。

ボコボコのバーンで大回りしても全然問題なし。小回りはちょいと難儀するけど、ちょこちょこ小回りをする板ではない。

ゲレンデの隅っこに残っているプチパウダーや粗踏みの斜面を探して大回り〜中回りぐらいで滑るような板ではないかと。

今回の試乗会で一番気に入った板。

 

  • DISRUPTION 78Ti (123-78-109 R=17)

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前出のDISRUPTION 82Tiよりもセンター幅が4mm狭い78mmの板。

よりゲレンデ整地向きになっていて、これはこれで楽しい。もう少し硬い雪で試してみたい気がする。これ一本でゲレンデの整地から不整地まで、あちこちで楽しめそうな感じ。

 

  • DISRUTION SC 174cm(126-73-107 R=15.2)

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DISRUPTIONシリーズの中でも一番ゲレンデ整地向きなのではなかろうか。

CHARGERシリーズの後継機モデルなのかな。色使いもCHARGERによく似てるし。

カチッとしたバーンでカービングターンを決めるとしたらこれでしょう。

しかし当日のようなボコボコの不整地バーンでも問題なく使えた。

全般的に来季のK2 DISRUPTIONシリーズはとてもいいかもしれない。

 

以上、試乗レポでした。

自分の好みと技術から、ヨーロッパ製の板にはほとんど乗りませんでした。

サロモン・ロシニョール・フィッシャー・アトミックなどには見向きもしませんでした(笑)