褒めて伸ばすか、叱って伸ばすか
今、マスコミでは体罰問題が話題になっているようですが、私も一応、中学・高校時代は陸上競技部に所属していたので、その辺りのことは興味がありますが、自分自身は練習に関して体罰を受けたことは無かったです。
一度だけ、中学のときに、顧問の先生から平手打ちを食らったことがあります。
それは練習でできなかったからではなく、私自身が練習をさぼったことについて、嘘の理由を言ってしまったからです。
なので、先生からの平手打ちは、後にも先にもこれだけ。しかも原因は自分にあったということで、顧問の先生は今でも尊敬してます。
さて、教える側について、生徒を伸ばすには褒めた方がいいのか、叱った方がいいのか。
スキー教師をやっていて感じることは、生徒が大人であれ、子供であれ、褒めた方が絶対に相手はうまくなるということ。
特に子供は絶対に叱ってはいけません。
確かに、親御さんが自分の子供を教えるとき、なかなか教えたことができないとイライラして、つい叱ってしまうことがありますが、叱っても逆効果です。
子供はスキーの面白さよりも、叱られた思い出だけが残ってしまい、次からはスキーにいかなくなってしまいます。
できないことを叱るよりも、少しでもできたことを褒める。
物事を教えるときは、相手の進歩を褒めることが大事です。