SHIGEのスポーツ日和

スキー・マラソン・旅・日常のことなどを綴る日記です

松井秀喜の哲学

昨日から北部九州で全国高校総体

いわゆるインターハイが始まりました。

全国高校野球ももうすぐですが、

インターハイも楽しみの一つです。

その話は後半で。

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松井秀喜の哲学とは

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以前のブログで、ボクの実家と松井秀喜の実家が、

けっこう近い距離だって言うことを書きました。

松井秀喜と言えば、伝説の「5打席連続敬遠」の物語。

ご存じだと思いますが、その内容は↓のウィキペディアで。

http://p.tl/Bz9s

ボクも当時は石川県に住んでましたし、

松井の家も近くでしたから、

テレビにかじりついて、中継を見てました。

しかしふたを開けてみれば、5打席連続敬遠という、

高校野球史上、まれに見る理不尽な作戦。

こんな試合があっていいのか!と怒り爆発で、

テレビに向かって文句を言ってました。

でも松井秀喜は一人だけ違っていました。

どれだけ敬遠されても、静かにバットを置いて、

一塁へ全力疾走。

なぜそんな冷静になれるのか・・・

松井は中学生の時から、体も大きく、

ボールを遠くへ飛ばす力は抜群でした。

中学生時代のある試合のとき、

あまりに打たれるのが嫌だった相手のピッチャーが

自分を敬遠するのに腹を立て、

そのピッチャーをにらみつけて、

バットを地面にたたきつけたそうです。

ところがその試合後、松井は当時の監督から、

「自分の道具を大切にしない選手がどこにいる!」

「敬遠は相手チームの立派な作戦だ!」

「そんなことに腹を立てるお前が悪い!」

と、こっぴどく叱られたそうです。

それ以来、松井はどれだけ敬遠されても、

怒りを出すこともなく、

涼しい顔で一塁へ走るようになったといいます。

そして、プロに入ってもその哲学を貫き、

ホームランを打ってもガッツポーズをしないのは、

真剣勝負をした相手投手に失礼だからと言うことです。

高校野球の試合を見ていると、

自分が敬遠されていることに腹を立て、

敬遠球でもわざとバットを振ったり、

相手投手に向かって「勝負しろ!」と

言っている選手も見受けられますが、

松井秀喜を見習ってほしいなと思いますね。

ボクも見習いたい。。。

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ボクは野球小僧ではなく、陸上競技部でした。

残念ながらインターハイには行くことができず、

北信越大会という地区大会で落選してしまいましたが、

当時ボクの一つ年上だった先輩が、

今は高校の教師となって、

自分の教え子をどんどんインターハイ

出場させています。

その選手たちを応援したいですね。

明日から始まる陸上競技

大分まで見に行きたい~~。