SHIGEのスポーツ日和

スキー・マラソン・旅・日常のことなどを綴る日記です

しまなみ海道を自転車で渡る(サイクリング編)

旅の2日目。

とうとうサイクリングを実行する日がやってきました。

この日をずっと心待ちにしていました。

ただ、心配なのは空模様。

天気予報では、一週間前から雨予報。しかも荒れる天気になるのではないかという。

 

朝、食事を摂りながら最新の天気予報をチェックすると、なんとか午後まで天気持ちそうな感じなので、早めにホテルを出てJR松山駅へと向かう。

松山から各駅停車に乗り、波止浜駅で下車。

波止浜で下りたのは、私一人でした。小さなローカル駅です。

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波止浜駅からは、サイクリングターミナルの「サンライズ糸山」が車で迎えに来てもらう約束になっていましたが、駅前を見渡しても、そんな車はいない。

5分経っても送迎車が来ないので、電話してみると「申し訳ありません。すぐに向かいます」とのこと。

どうやら忘れられていたようです。。。

5分ほどすると、送迎車が来てくれて、サンライズ糸山まで連れて行ってくれました。

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ここで受付をし、自転車をレンタルします。

クロスバイクはありますかと聞くと、ジャイアントの27段変速27インチクロスバイクを用意してくれました。

ヘルメットも貸してもらえて、レンタル料は、たったの1,000円!

保証料がさらに1,000円かかりますが、この場所に自転車を戻すと、保証料は返してもらえます。

しかし今回は尾道まで行って、乗り捨てなので保証料は返ってきません。

それでも2,000円は安すぎますね( ´▽`)

 

さて、自転車の点検と、サドルの位置合わせをし、ヘルメットもかぶって、出発です!

出発は9時25分

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最初は、来島海峡大橋をらせん状に登っていきます。

途中、今治の造船所が見えたり、眼下に渦潮が見えたりで、すでに興奮状態!!

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まだ橋の本線に立つ前から、もうこんな素晴らしい景色見たことないっていうぐらい、きれいな景色が広がります。

ああ、来て良かった!

 

そして来島海峡大橋の本線上に。

橋そのものは高速道路なのですが、その側道が自転車と歩行者の通路になっているので、安心して走ることができます。

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思わず、鬼束ちひろの「いい日旅立ち・西へ」のフレーズを口ずさんでしまいますね〜

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いや〜

来島海峡大橋

いい橋でした。

四国本土を離れて大島へ。

大島の宮窪峠というところまでは、けっこうな上り坂でした。

しかも先ほどの来島海峡大橋から、ずっと向かい風。追い風だったら少しは楽だったのになぁと思いながら、一生懸命に漕いできました。

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大島の次は「は・か・た・の・しお♫」でおなじみの伯方島

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伯方・大島大橋の上も、けっこうな向かい風でした。

橋を下りて、どこかで給水しようと思っていたら、前方に道の駅を発見。

「マリンオアシス・はかた」に立ち寄ってみることに。

 

ところがここで、赤色のバイクを発見!

「どこかですれ違ったらよろしくね」と事前情報はもらっていましたが、まさかここで会えるとは!

いつも毎冬お世話になっている「みゆきの杜YH」オーナーのNさんです。

(写真お借りしました)

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私も何か飲み物を買おうと思って、たまたまこの道の駅に立ち寄ったのですが、まさかここにいらっしゃったとは夢にも思わず・・・。

昨年秋に、山形県の鶴岡でもばったりお目にかかりましたが、奇跡的な出会いが2度も起こるとは、なんという巡り合わせでしょうか。

 

ここで伯方の塩ソフトクリームとジュースを一本補給し、Nさんに見送られて、伯方島をあとにしました。

ここまでやっと20kmです。残りは50km。

伯方島の次は、大三島

そして大三島生口島にかかるのは、多々羅大橋

この橋もなかなかの大きさで、走りごたえあります。

そして、橋の途中に県境があるんですね。

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橋を渡ると生口島

生口島瀬戸田と言えば、レモン!

国産レモンの栽培地として有名ですが、山の斜面にレモン畑がいっぱいでした。

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そして、瀬戸田サンセットビーチで二度目の休憩。

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夏は海水浴客で賑わうんでしょうね。

 

瀬戸田の街中を走っていると、小さな和菓子屋を発見。

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入口の「いちご大福」の文字につられて入店。

いちご大福とレモンケーキをいただきましたが、どちらもとってもおいしかったです。

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生口島から因島へは生口橋を渡ります。

因島のローソンに寄ってしばし休憩。

お店の外にあったベンチに座っていたら、がんばって下さいと地元の方に声をかけられました。

ありがとうございますとお礼を言って、さらに前へと進みます。

因島大橋までの上り坂が、これまたキツく、向かい風はありませんでしたが、登り切った時には、けっこうな心拍数でした。

因島大橋は、道路の下が自転車用・歩行者用の道路になっていて、これまでの橋とはちょっと違った感覚でおもしろい。

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因島大橋を渡ると、いよいよ最後の島、向島です。

 

向島を走っていると、機動隊や警察官がいっぱい。

そうそう、今治の刑務所を抜け出した脱走犯が逃げ回っているんですね。

 

旅もクライマックス。

尾道まで、残り5kmぐらいの地点で、しまなみサイクルオアシスの幟を発見し、立ち寄る。

「しまなみバーガー」と「伯方の塩サイダー」を注文。

どちらもおいしかったです。

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お腹を満たしたところでラストスパート。

向島の中心部から、尾道渡船乗り場まで一気に行きます。

自転車代110円を支払って乗船。

他にもサイクリストが二人いました。

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いよいよ尾道の本土に上陸。

最終目的地のサイクリングターミナルはもうすぐ。

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そして最終目的地に到着。

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完走証に判子を押してもらい、目標達成です!!

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到着は14時55分

5時間30分の行程でした。

 

天気は、途中ほんの少しだけパラパラと雨に降られましたが、全体的にいい天気で助かりました。 

いや〜〜楽しい旅でした。

次は逆のコースにもチャレンジしてみたいですね。

 

尾道・倉敷・岡山編につづく