山形庄内地方の旅（その2）
鶴岡に着いて、まず最初に向かったのは出羽三山神社の一つ「羽黒山神社」
山伏が修行をするところということで、ぜひ一度行ってみたかった。
雨もだいぶ弱くなってきたし、目的地に着く頃には、雨も上がっているかな。
そんな甘い考えを持ちながら、朝7時2分発の路線バスに乗車。
バスには10人ほどの乗客。外国人も2人乗っている。
40分ほどで随神門のバス停に到着。ここで3人降りた。先ほどの外国人も。
さらにバスは山を登っていき、50分ほどで羽黒山頂のバス停に到着。
ここで降りたのは自分だけ。あとの乗客はすべて月山の登山口まで行くようだ。
さて、バスを降りたはいいけど、霧で真っ白。何にも見えない(゜◇゜)ガーン
雨もそれなりに降っていて、止む気配はない。やっぱり山の天気は平野部とは違う・・・。
周りがよく見えないので、どっちの方向に歩いていけばよいかもわからない。
とりあえず案内板を見つけたので、それを見に行くと、本殿は左側にあるらしい。
参道を歩いて進んでいくと、ようやく本殿らしき建物を発見。
ホントにこれが本殿なのかもわからなかったけど、とりあえず参拝。
本殿の周りをゆっくり歩いてみたかったけど、雨が強くなってきたので、さっそく降りることにする。
先ほどの案内板では、石段を下っていくと、国宝の五重塔や随神門までいけるらしい。
とにかく降りてみる。
振り返ると、霧の中に立つ鳥居が幻想的だった。
それはそうと、石段がやたらと急だ。
まともに下りられないほど。一つ間違うと、ケガをしそうなぐらい。
これは下から上を見上げて撮った写真。これだけでもいかに急な階段であるかがわかる。
しかしこうやって立派な木の間を歩いていると、ものすごくパワーがありそうな気がする（気がするだけ？）
ちょっと下っただけで、ものすごい標高差を下りている感じがする。
10分ほど下った時だった。
随神門のバス停で下りたうちの外国人2人とすれ違った。
彼らはあのバス停から登ってきたのだ。確かに下から登って、最後に本殿に参拝するのが正しいから、自分が逆を行ってるだけなんだが・・・(^^ゞ
そしてさらに数分後、またバスに乗っていた乗客ひとりとすれ違った。
楽をして、下りだけ歩いているのが、なんだか恥ずかしくなった。
それでも急な下り坂なので、すでに太ももがパンパンになっている。
20分ほど歩いたところで、国宝五重塔が見えてきた。
朝早いし、天気も悪いので、自分以外は誰もいなかった。まさに独り占め。
写真から、雨の強さがうかがえるだろうか。
五重塔からさらに歩くと、須賀の滝が見えた。
下を流れる祓川（はらいがわ）は濁流で水位もかなり多くなっていた。
ここまで来ると、随神門まではもう一息。
ずっと下ってきた石段を、最後は登ると、そこに国宝随神門が。
本来は、ここがスタート地点。ここから本殿まで登っていくわけです。
随神門の近くにあったお土産屋さんでちょっと休ませてもらいました。
そのときに飲んだ、ご当地サイダーはおいしかった。
生き返った感じがしました。
バスが来るまで、お土産屋の女将さんとしばらく雑談。
いろいろな情報を教えてもらって、また駅へ向かうバスに乗り込み、鶴岡駅へと戻ったわけです。
驚いたのは、山頂から来たバスに、先ほどの外国人2人が乗っていたこと。
彼らは山頂まで登って、そしてこのバスに乗ったんですかねぇ。
登山道から外れて、バス停まで行くルートは無かった気がするから、たぶん本殿まで行ったんでしょうねぇ。
すごいな・・・
次回に続く
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まともに下りられないほど。一つ間違うと、ケガをしそうなぐらい。
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しかしこうやって立派な木の間を歩いていると、ものすごくパワーがありそうな気がする（気がするだけ？）
ちょっと下っただけで、ものすごい標高差を下りている感じがする。
10分ほど下った時だった。
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彼らはあのバス停から登ってきたのだ。確かに下から登って、最後に本殿に参拝するのが正しいから、自分が逆を行ってるだけなんだが・・・(^^ゞ
そしてさらに数分後、またバスに乗っていた乗客ひとりとすれ違った。
楽をして、下りだけ歩いているのが、なんだか恥ずかしくなった。
それでも急な下り坂なので、すでに太ももがパンパンになっている。
20分ほど歩いたところで、国宝五重塔が見えてきた。
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写真から、雨の強さがうかがえるだろうか。
五重塔からさらに歩くと、須賀の滝が見えた。
下を流れる祓川（はらいがわ）は濁流で水位もかなり多くなっていた。
ここまで来ると、随神門まではもう一息。
ずっと下ってきた石段を、最後は登ると、そこに国宝随神門が。
本来は、ここがスタート地点。ここから本殿まで登っていくわけです。
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生き返った感じがしました。
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驚いたのは、山頂から来たバスに、先ほどの外国人2人が乗っていたこと。
彼らは山頂まで登って、そしてこのバスに乗ったんですかねぇ。
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