2021モデル Volkl(フォルクル)試乗会@鹿島槍スキー場
2020年2月9日に鹿島槍スキー場で開催されたフォルクル(Volkl)のニューモデル試乗会に参加してきました。
合計6台(番外編を入れて7台)に乗ったので、感想をレポします。
試乗会当日は、前日に新雪が降り、気温も低めでバーン状況はすこぶる良かったです。
まずは基礎系(デモ系)から
◆DEACON(ディーコン) 74 Black 168cm(125-74-104 R=15)
履いた瞬間に少し重さを感じました。
小回りモデルのようですが、自分には小回りしづらかったなぁ。
どっしり感はあるのですが、行きたい方向に行けないような感じで、操作しにくい。
脚力と筋力がある人にはもってこいだと思われます。
◆DEACON(ディーコン)75 Black 168cm(126-75-105 R=15)
上のDEACON74と同じデザインですが、74よりもそれぞれ幅が1mmずつ広いモデル。
メタルは入って無いようで、軽さを感じました。またトップの振動吸収装置(UVO)もついていませんが、自分にはこっちのほうが合っていました。
軽いからと言って、不整地の粗踏み斜面でも全然負けなかったし、コブも楽勝に行けました。
軽くて取り回しが楽だし、SAJ 1級ぐらいなら何ら問題なく使える板です。
続いてオールマウンテン系
◆DEACON 80 172cm(128-80-111 R=22.5/14.1/19.2)
センターが80mmあるオールマウンテン系のモデルです。
長さもあるのかもしれませんが、やや重さを感じます。
ボコボコの粗踏み斜面に行ってみましたが、斜面に負けることもなくドンドン行けました。
ただ、あまり特徴がないというか・・・モヤッとした感じです。
これだったら同じセンター幅で選ぶとすると、IcelanticのSABRE80かK2のikonic80Tiを買うかなぁ。
最後はレース系
◆RACETIGER(レースタイガー)GS 175cm(114-69-97 R=18.3)
レース系の板としては、セカンドモデルです。
この上にRACETAIGER GS PROというのがあります。
プレートの重さもあるので、しっかりと重いです。
GS用なので、整地で大回りしてみましたが、さすがに安定感あります。スピード出しても大丈夫。
ただ、自分の体がついていけませんでした。スキーに置いていかれちゃいました(笑)
◆RACETIGER SL 160cm(127-68-103 R=11.8)
こちらも上のGSと同じセカンドモデルで、SL用です。
さすがに160cmなので、自分としては短いのですが、割と扱いやすかったですね。
変にテールが引っかかるとか、行きたい方向に行けないというようなことはなかったです。
サイドカーブがきついので、これで高速大回りは難しいかもしれませんが、ゲレンデで遊ぶには問題ないと思います。
◆RACETIGER CARBON 165cm(123-70-103 R=13)
写真は奥側の白い板がそうです。
レース系の3rdモデルなので、メタルを抜いて、カーボンを中に入れてます。
なので、とても軽いです。スイングはしやすい。
振動吸収装置(UVO)はついてますが、トップからの「カラカラ」という音が気になります。
ズラシも切れもいけますが、不整地になるとちょっと弱いです。粗踏み斜面では負けてしまいます。
レベルはSAJ 2級ぐらいが対象でしょうか。1級以上には物足りなく感じるかもしれません。
【番外編】フリースタイル系
◆REVOLT(リボルト)121 177cm(143-121-135 R=18.9/17.4/18.0)
自分で「これに乗らせてください」と言って乗らせてもらった板ではないです。
当日、一緒に試乗していたHakuba-Laboさんが乗ってて、Hakba-Laboさんとはブーツのソールサイズが同じなので、斜面の途中で板を交換させてもらったときの板です。
普段こんなに太いセンター幅の板に乗ったことがないので、操作がわからず焦りました。
思いっきり内足に乗ってしまってコケそうでした(汗)
Hakuba-Laboさんは、けっこうお気に入りの板だったようですが、私にはよくわからない板でした。
センター幅121mmなので、バフバフのパウダーだったら楽しめそうですね。
以上、フォルクルの試乗会レポでした。
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