【津軽旅日記】2日目(前半)
8月30日(金)
大きな雨音で目が覚めました。
結構な大雨です。
時計を見ると、まだ5時。
もう一眠りしようにも、雨音が大きすぎて眠れやしない。
しばらく布団の上でウトウトしてました。
それでも6時には布団から出て、顔を洗って着替え、テレビのニュースと天気予報をひとしきり見てました。
雨が上がってくれるといいな〜
朝7時
宿の女将さんが「朝食をどうぞ」と声をかけてくださったので、居間へ行き、朝食をいただきます。
宿の周りで採れた新鮮な野菜を煮込んだものや、漬物・高野豆腐・納豆・卵といった、田舎のご飯という感じで、本当に美味しかった。
そして、ご飯を食べている間、女将さんが隣のテーブルからずっと話しかけてくれて、楽しい時間を過ごせました。
昨夜は真っ暗で何も見えなかった宿の周りですが、田んぼや林に囲まれた、とても素敵な場所でした。
8時に宿をチェックアウト。
あれだけ降っていた大雨が、すっかりやんで、青空も見え始めていました。
やっぱり私は晴れ男\(^o^)/
車を走らせて、まず向かう先は十二湖。
女将さんが「十二湖へ行くんだったら、早いほうがいい」と言ったので。
今は平日でも大型バスがドンドン入って、人で一杯になるらしい。
本当は五能線に乗りたかったんですが、何しろ運転本数が少ないので、一本あとにするというと、何時間も待たなきゃいけない。
ということでレンタカーにしたわけです。
田舎はやっぱり車で移動したほうがいい。
途中、景色のいいところがたくさんあり、車を止めて写真を撮りながらの移動です。
しばらくして、内陸の方に入っていき、十二湖はもうすぐ。
十二湖ビジターセンターの先に車を止めて、ここから歩き。
本当は一番奥まで車で行けるんですが、そこは有料駐車場なので、せこいですが、大した距離じゃないし、歩くのが好きだし。
しばらく歩いていくと、十二湖の中でもっとも有名な青池。
本当に青い色をしてます。不思議ですね。
青池の先も遊歩道になっていて、ブナの原生林を見ながら歩くことができます。
そこから更に歩いていくと、沸壺の池。
青池よりも水が澄んでいるように感じました。
ボクは青池よりもこっちのほうが好きだなぁ。
ぐるりとひと回りした感じで、駐車場に戻ってきました。
雨上がりの幻想的な風景で、とても良かったです。
途中、不老ふ死温泉もあって、入ろうかと思いましたが、宿の女将さんが「雨上がりはお湯がぬるい」と言ってたので、今回はスルー。
深浦町へと向かいます。
深浦は漁港の町。
小さい町ですが、道の駅もあって、そこに車を止めて周辺を散策。
↑ふかうら文学館
春光山円覚寺は、立派なお堂で見応えありました。
その歴史は古く、1200年も前に建立されたとのこと。
船乗りたちが信仰するお寺だそうで、通常の葬式は一切行わないと書かれていました。
その先の道の駅で見つけた「笹餅」というお菓子。
笹の葉にくるまれたお餅。最初はおはぎをくるんでいるのかと思って、かじってみると・・・
あれ?
おはぎじゃない。
お餅にあんこが練り込んである。
美味しかったよ。
本当は、日本海に沈む夕日を見ながらのほうがいい景色なんでしょうけど、午前中ということで。
そして、ちょうど五能線の列車が通りかかったので、撮り鉄してみました。笑
真ん中の道路標識が邪魔だったな(笑)
ウミネコもたくさん
鰺ヶ沢は、ある有名人の出身地。
だれだかわかりますか?
この方です↓
もと大相撲力士の舞の海秀平さんです。
道の駅わんどの2階が大相撲博物館になっていました。
入場は無料。靴を脱いで上がります。
青森県出身の力士の写真がズラリ
大相撲で使う道具もあり
顔ハメもあり
ミニチュア土俵もあって、舞の海の現役時代のビデオがずっと流れていました。
規模は小さいですが、相撲好きの私としては楽しい場所でありました。
ここでお昼ごはん。
冷やしとろろそばをいただきました。
本当はマグロ丼なんかを食べようかと思っていたんですが、朝ごはんをたくさん食べてしまったので、それほどお腹が空かず、そばでちょうどいいぐらい。
お腹も満たされたので、さらに車を走らせて、五所川原市方面へと向かいました。
つづく