ランナー人口のピークは過ぎたみたい
今日はちょいとマラソンの話題を。
オリンピックメダリストの有森裕子さんが下のようなコラムを書いていました。
どうやらランニングブームもピークを過ぎたようで、ランナー人口は徐々に減ってきているようです。
それでも人気のあるマラソン大会は、抽選倍率が高く、なかなか走らせてもらえないのが現状ですけど。
私が初めてフルマラソンを走ったのは、2012年12月の奈良マラソンでした。
奈良マラソンは基本的に先着順でエントリーできるので、走ろうと思った年は全部エントリーできたんですが、定員に達するまでの時間がだんだん短くなっていったのは記憶にあります。
初めてエントリーした2012年は、らくらくエントリーできました。
定員に達するまでにも、確か3日ぐらいを要したと思います。
しかし翌年の2013年は、定員に達するまでがおよそ6時間だったかな。
2014年は都合でエントリーしなかったんですが、2015年と2016年はわずか20分あまりで締め切られました。
エントリースタートの時報と同時にエントリーページを開いたのでは、もう遅いという状態で、ホントにエントリーできて良かったな・・・て感じでした。
あまりにも異常な状況だったのがわかります。
去年は走らなかったので、エントリーもしてないんですが、去年はどうだったのでしょう?
そうかと思うと、定員に達せず「まだまだ募集中です!」とホームページ上でギリギリまで募集をかけてる大会も見られます。
今後はこういう大会が増えていくだろうし、人気のある大会と人気のない大会の差が大きくなっていくんでしょうね。
そして人気のない大会は廃止に追い込まれていくということになっていくでしょう。
それはもう仕方がないことです。
あまりにもマラソン大会が増えすぎたんです。
確かに、ある程度の経済効果はあります。
例えば、長野県の野沢温泉村と飯山市で行われている「北信州ハーフマラソン」なんかは、冬しかお客さんが来ない地域で、その日は野沢温泉村の旅館・民宿がいっぱいになるだろうし、北陸新幹線の乗車率も上がるでしょう。
問題は、その効果が長く続くかどうかです。
この先、マラソン大会は数も減っていくでしょう。
ランナーの数も減っていくでしょう。
そうなった時に、自治体や運営側がどのようなアイデアを出して存続できるかがカギですね。