SHIGEのスポーツ日和

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全国高校駅伝をみて思ったこと

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昨日は京都の都大路を駆け抜ける【全国高校駅伝】の日でした。

女子の部は仙台育英高校が23年ぶりの優勝。

男子の部は佐久長聖高校が9年ぶりの優勝。

どちらの学校もおめでとうございます。

 

高校駅伝になると、出てくるのは「留学生」の話題。

特にケニアからの留学生を起用して、躍進する学校が多いですね。

 

この海外からの留学生起用については、正直なところ、ボクも最初はあまり好きではありませんでした。

日本人選手とのレベル差がありすぎるので、留学生ランナーを起用して、タイムで貯金して逃げ切ろうという作戦がどうもなぁ・・・と思ってました。

 

確かに昨日の女子のレースをみても、仙台育英の2区のエカラレ選手なんかは、並外れた速さなので、日本人選手はとてもあのスピードにはついて行けません。

異次元の速さだと思います。

 

だけど、

駅伝は総合力

なのです。

 

めっちゃ速いランナーが一人だけチームにいても、勝てないのが駅伝なんです。

いかに調子のいいランナーを5人(男子は7人)そろえられるか。

ここが勝負の分かれ道。

 

たとえば、高校駅伝ではありませんが、毎年箱根駅伝に出てくる山梨学院大学なんかは、ニャイロというトップランナーがいます。

だけど、前回大会はシード権を逃しています。

これまで、山梨学院大学

モグス、マヤカ、オムワンバといった数々のランナーを起用してきましたが、1995年から優勝がありません。

 

一人だけ速い選手がいても勝てないわけです。

 

そういった意味では、昨日の仙台育英高校は、エカラレ選手をうまく起用し、そしてそのほかの4選手も自分の力を発揮したことで優勝できたのだと思います。

 

男子は佐久長聖高校が優勝しましたが、これもやはり総合力。

外国人留学生がいなくても、すべてのランナーが自分自身の走りをしたことで2時間2分台という素晴らしいタイムで優勝できた。

 

やっぱり駅伝はチームの力なのです。